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第3回)青赤灼熱王(その強さの源泉とは!?)

記事を書いている間に、1/1以降の制限カード発表されました。
環境に与える影響が今現在では想像出来ないところもありますが、マジョリティの制限により、実質的に遅延コンは組むのが不可能になりましたね。
皆さん、既に対応されたデッキを組まれているのでしょうか?1月以降のSTが楽しみですね。

さて、制限で全く影響を受けなかったといえる灼熱王についての記事が今回のテーマになります。

赤緑と違い、ベスト8に大きく分類すれば、3種類のレシピ(青赤灼熱、青黒赤灼熱、緑青赤黒灼熱)がありますので、私がデッキをどうやって組んだのか?だけでなく、何故このような構成になったのか、推察も交えながらの記事にしたいと考えております。

デッキ自体が全く違う構成になりますし、記事自体も長くなってしまいますので、何回かに分けての記事となること。ご容赦くださいませ。

なお、文中では選手名について、敬称略とさせて頂いております。




1.灼熱王デッキとは一体何なのか?

第2回「日本選手権2008秋(赤緑迷い家はこうやって出来た!?)」でも触れましたが、11月頭の時点で、青赤灼熱王は私も調整しておりました。
その時点のメモが丁度残っておりますので、(走り書きになっており見難いですが)掲載いたします。


(以下、メモ)

3パウダー3フロスト3ハイドロ3ローグ2ランプ3アースワーム
3シューター3灼熱王
3リサイクル3洞穴1セーブポイント2非武装
3バグキャッスル
3改造2火事場

シューター → 火炎車(4-1のさくって6000点ベース)
非武装、セーブポイント → ラム酒

あたりが妥当っぽい。

(以上)


このメモから読み取る事も可能ですが、私の認識では青赤灼熱王はコンボデッキです。
つまり、ベースを貼って、ドローして、灼熱出す。これが青赤灼熱王で求められている勝ち筋です。
どうです?単純でしょう?(笑)

その観点で見れば、ここで挙げたメモ(レシピ)は、フロスト、ハイドロ、ローグ、ランプ、アースワーム、シューター、火事場。不純物が多すぎて、コンボパーツ自体を引きづらくしているため、悪い構築ですね(苦笑)

11月頭の時点では仕方ないと、一応自己弁護しておくことにしますが。


さて、既に灼熱王デッキを使われている方は、よくお分かりだと思いますし、くどくなってしまいますが、、、何故この勝ち筋が強いのか?もう少し掘り下げて考えてみましょう。



2.灼熱王デッキは何故強いの?

1)灼熱王が強すぎる
ベースを破棄することによって、クイックタイミングで移動するため、ユニットをぶつけて倒す事が、ほぼ不可能ということです。
また、ストラテジーで除去しようとしても、その対処としてセーブポイントが入っているため、対象を取って倒す事も困難。

ここで忘れて欲しくないのですが、この環境は赤緑に支配されていました。
赤緑のデッキレシピを見ても、スカーレットシャワーぐらいしかストラテジーがないということです。つまり、非常に倒されにくい。

そして、この破格の性能である灼熱王が5コストで出てくる。これが灼熱王の強さです。

2)ベースを用意する必要がある
5コストで出てくる事が強い。ということは、4ターン目までにベースを3枚用意する必要があるということです。
(なお、次回お話する予定ですが、私の使用した青黒赤灼熱王ではこの考え方をしていません)

つまり、入れるベースは1、2コストベースに限られてくるということです。
更に言えば、軽ければ軽いほどいいわけです。
2ターン目のプラン成功もそうですし、その後もプラン成功するかどうかは、ベース自体の重さは大きく関わってきます。
2ターン目までにベースが貼れてないケースでも1コストベースが多い方がリカバリーが利きやすくなります。
灼熱王が出た場合も、ベース=移動コストみたいなものですから、軽いほど強いということになります。

実際、それはベスト8に残った青赤灼熱王(田島、浜田、入江)3選手のベース選択からも言えるでしょう。
3選手とも火焔車、セーブ・ポイントは両方とも3枚取っており、2コストベースは他に入江が魔氷の洞穴を1枚とっているだけです。極力1コストベースにしているという事がご理解頂けるかと思います。



3)ベースを大量投入することによる問題点
一方でベースを大量投入する問題点は明らかです。
ベースは3枚しか出す事が出来ないからです。
つまり、3枚ベースを用意してしまえば、後はプランが非常に成功しづらい。
ここで大事になってくるのが、ドローカードです。極端に言えば、プランに成功しなくても、手札が多ければ関係ないということです。
また、ドロー強化する効果として、灼熱王を如何に早く引き当てる事が出来るというのも注目すべきポイントです。先程挙げたように1コストベースを用意する事で、プランが成功しやすくなり、結果として灼熱王を早く引き当てる事が出来るということも忘れてはなりません。


3.3選手のデッキから見る灼熱王デッキ

3選手(田島、浜田、入江)のデッキを確認しましょう。

まず、共通しているパーツが、
灼熱王、火焔、三角海域、セーブポイント、リサイクルセンタ、ラム酒、再改造
各3枚ずつの21枚です。

共通してないと言っても、2枚と3枚などの差であったり、2人が採用しているが1人が採用していないといった状態になりますので、先程挙げた観点でもう少し確認する事にしましょう。

1)1コストベース
田島14枚、浜田12枚、入江11枚。
デッキの3分の1~4分の1程度が1コストベースであることが確認出来るかと思います。
但し、その1コストベースの選択だけでも大きな差があります。
全てのカードを考察する事は難しいので、以下特徴的だと思う点について、私なりの考察していきたいと思います。


2)リリースの方法
田島はバグキャッスル3枚、電脳魔方陣1枚。浜田は電脳魔方陣1枚、ニトロ2枚。入江はバグキャッスル2枚、電脳魔方陣3枚。
これは各選手がどのような勝ち手段を想定したか?になるかと思います。

田島のバグキャッスルはアーミーアースワームとのシナジーを狙っていると考えられます。(実際、決勝トーナメント1回戦では決められて負けました)
先程挙げた私のメモ(レシピ)時点でも、アーミアースワーム+バグキャッスルは狙っていましたが、これは知っている人には利き辛い奇襲手段ですので、アーミーアースワームは田島のレシピで1枚のみになっているものと思われます。
電脳魔方陣1枚は、バグキャッスルをメインのリリース方法と考えた時に、3枚では不足を感じ、追加の1枚として取られているものと思われます。

浜田は電脳魔方陣1枚を取っていますが、これは大変残念ながら私には理解出来ません。1枚差しにより、相手の目算を崩す事を狙っての物だと思いますが、バグキャッスルよりも電脳魔方陣を優先した理由は、タートルシップソウルとの関係ぐらいしか想像がつきませんでした。
ニトロは、田島のアーミーアースワームと同じく、勝ちにつながる奇襲手段と思います。但し、田島と違う所ですが、浜田は海亀を3枚取っていることもあり、スマッシュ2のユニットが6体居ることになります。
それらの(ニトロで飛ばしての)4点スマッシュが赤緑迷い家相手に非常に有効だったという判断ではないかと思います。
そういう意味でニトロを入れるなら、浜田のデッキの方が良いと言えるでしょう。
但し、ニトロはデッキのコンセプトとあっておらず、このデッキでの必要性については個人的に疑問が残ります。

田島、浜田のデッキが最後の奇襲手段を用意しているのに比べて、入江は非常に堅実な選択をしていると言えます。

本来、記事は中立的な立場で書くべきですが、リリースに関する入江の選択は実に素晴らしいと思っています。デッキ製作者として、感嘆するしか得ません。

バグキャッスル2、電脳魔方陣3という選択は、2コストユニットでのスマッシュを見据えてのものだと考えられます。グレネードシューター、ジャックオーフロスト。これを3枚ずつ取っていることも、その証左と言えるでしょう。
この2コストユニットを多く取っているという事は、赤緑迷い家を如何にケアしていたかが分かる構成とも言えます。
パウダースノー3枚取っている事。2コストユニットを6枚取っている事。これにより赤緑への勝率を確保したいという判断でしょう。

つまり、赤緑への勝率を上げつつ、それによって使ったスロットを活かす。デッキからはその意図が見えます。

今回の主題ではないので簡単に書きますが、私が青黒赤灼熱王を使った理由には、この赤緑への勝率が密接に関係します。入江のデッキからは、その悩みに対する回答の一端が見える事が、私が絶賛する理由です。


3)対赤緑
この環境の支配的なデッキ。勿論、赤緑への対策、回答を3選手とも用意しています。
入江については、先程お話しておりますので、残り二人。
田島、浜田の2選手は、その回答がハイドロパルスです。
このカードは私も試していたのですが、中央エリアに居る分には強いのですが、自軍エリアに攻め込まれて、ぶつけるには、、、例えば迷い家+ゲルトロール。これだけでも結構困ってました。
これに対して、二人のデッキでは海亀の採用という答えが用意されています。確かにセーブポイント上の+500でも強い記憶はあります。海亀も+500という仕事は満たしており、なるほど。追加のユニットにもなる海亀という選択肢は賢いといえるでしょう。


4)対灼熱王
それぞれの所属する地方でどれぐらい灼熱王が流行っていたか?に影響される部分ではないかと思います。

田島、浜田のデッキにはタートルシップソウルという、相手を対象に取る必要のないバトルストラテジーを用意されています。
これは確かに相手の計算を狂わせる事が出来る。非常に優れたカードと言えます。
関東では、既に灼熱王は流行っていました(実際、私は池袋オーガで灼熱王デッキは公開しておりましたので、知っている方は多かったのではないでしょうか?)

一方の入江はローグロングホーンを用意しています。これも一つの回答と言えますが、4コストと重い事。これがネックになるかと思います。
(ただし、ローグロングホーンはニトロを止めれる等、対赤緑の観点で言えば強いわけですが、ここでは対灼熱王のみに絞ります)

デッキは原根(GP8優勝者)が作成したと入江本人が言ってましたので、原根の住む名古屋でどの程度灼熱王が流行っていたのかによるのかと思います。名古屋で青赤灼熱王が流行ったのは、大体本戦の一週間前程度と聞いておりますので、そういう意味では、タートルシップソウルのように対灼熱王に絞ったカードではなく、ローグロングホーンを選択したのは正しい選択と言えるのではないでしょうか。


青赤灼熱王という灼熱王デッキの中ではスタンダードなデッキの中でも、堅実な選択をしている入江。対灼熱王デッキで上回れる田島。ニトロという大技で押し切ってしまう事を目的とした浜田。このように分けれるのではないかと思う次第です。




さて、青赤灼熱王については、以上の記事になります。
如何でしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?参考になりましたでしょうか?

途中でも書きましたが、私は調整の途中で、「赤緑への勝率があがらない」ことより、青赤灼熱王を捨て、青黒赤灼熱王を作りました。
次回はその過程を記事にしようと構想しております。

なお、2位の緑青赤黒灼熱王についても、デッキ製作者の方の協力を頂けましたので、記事としてまとめ、近日中にアップしたいと考えております。




最後に。

管理者のみへのコメントになっておりましたので、お名前については差し控えさせていただきますが、コメントに対してご回答いたします。
頂いたご要望については、当面の対応は考えておりません。

一つは、要望が漠然としすぎているためです。日本選手権、GP等のベスト8レシピであれば、公式でご確認していただけますので、そちらをご参考下さい。私が環境で作った全てのレシピと言われているのかも?と思いましたが、ご希望されているレシピの範囲が分かりませんでした。
二つは、当ブログはレシピの保管場所としての活動を現在は考えていないことによります。解説上、レシピを載せておりますが、記事自体は、皆さんがデッキを作る参考になればと思い書いております。レシピをコピーすることは当然必要だと思いますが、私が作ったレシピ以外を積極的に載せる事が現在考えておりませんし、レシピの紹介をする事を目的としておりません。

大変申し訳ございませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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プロフィール

海@17

Author:海@17
海@17(木下 智哉)

D0における戦績

日本選手権2006 準優勝
日本選手権2008秋 5位

それ以外は、語るほどの戦績はないような。。。


CiC第二回東京大会 準優勝
CiC第二回大阪大会 優勝

とか、微妙にしてたりします。



IR(石川 錬)

D0における戦績

GP2 4位
GP6 5位

MTGにおける戦績

2004年GP横浜TOP8
2007GP京都TOP8
2007日本選手権準優勝

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